研修の概要
「Claude実践研修」は、Anthropic社の生成AI「Claude」を業務の現場で実際に使いこなせるようになることを目的とした、資料投影とハンズオンを組み合わせた実践型の研修プログラムです。
税理士法人吉積税理士事務所様には、第1回「基礎編」(2026年8月20日)・第2回「実践編」(2026年8月21日)の全2回でご導入いただき、税理士・スタッフの皆様にご参加いただきました。
第1回 基礎編 ── 生成AIの「基礎基本」から、全員で環境構築まで
基礎編では、「生成AIとは何か」という基礎基本のお話から丁寧にスタート。Anthropic社とClaudeの特徴、モデルの使い分け、ChatGPT・Geminiなど他ツールとの違いに加えて、入力したデータをAIの学習に使わせないための設定など、税理士業務で安心して生成AIを使うために欠かせないセキュリティのポイントを、実際の画面を投影しながら一つずつ解説しました。
後半は、Claudeの3つのモード「Chat」「Cowork」「Code」の使い分けを学んだうえで、デスクトップアプリの導入からスキルの作成・各種ツールとの連携設定まで、参加者の皆様それぞれのPCでその場で完了させるハンズオン形式で進行。「聞いて終わり」ではなく、研修が終わった瞬間から自分の環境で使い始められる状態をつくることを重視しました。


第2回 実践編 ── freee×Claudeで、会計ソフト操作と仕訳作業を効率化
実践編は、税理士実務そのものを題材にした一歩踏み込んだ内容です。目玉となったのは、会計ソフト「freee」とClaudeを接続した、会計ソフト操作の自動化のレクチャー。freeeが公式に提供する連携機能(MCP)を通じてClaudeと会計ソフトをつなぐことで、チャットに「自動で経理に登録されているクレカや銀行口座の未処理の取引明細を仕訳登録して」「請求書を作って」「今月の試算表を見せて」と話しかけるだけで一連の操作を任せられる、税理士業界でも最先端の活用方法をご紹介しました。
あわせて、仕訳作業の効率化ハンズオンも実施。領収書の画像や現金出納帳などの証票類を読み込ませ、仕訳ルールに沿って会計ソフト取込用のCSVまで自動生成する「スキル」を、参加者の皆様と一緒に作成しました。そのほか、Google Workspaceとの連携や、事務所のルールをClaudeに覚えさせる設定(CLAUDE.md)・権限管理まで、明日からの実務にそのまま組み込める形でお持ち帰りいただきました。
2日間を通じて実務に即したご質問を数多くいただき、皆様の熱心な姿勢がとても印象的な研修となりました。税理士法人吉積税理士事務所の皆様、このような機会をいただき誠にありがとうございました。
